創価大学法科大学院2期生未修者コースを出たにっし~が、司法試験の受験、三振を経て、更に法律系資格取得に明け暮れる日々に感じたことを、つれづれに綴ってます。
あくまでも、にっし~の主観に基づいて書かれておりますので、実像とは異なる場合がございます。あらかじめ、ご了承くださいm(__)m
※本ブログでは、創価学会そのものに関する話題は扱いません。該当するコメント等は、見つけ次第問答無用で削除しますので、あらかじめご了承下さいm(__)m
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光市の母子殺害、無期懲役を破棄・差し戻し…
最高裁 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
事実上の死刑判決といえるでしょう。
無期判決ではダメだから、もう一回やり直せということですし。
ご遺族の無念を考えれば、死刑が現行法上の最高刑である以上、やむを得ないのかも知れません。
しかし、過去に冤罪事件で死刑台から生還する人がいる以上、誤審というリスクがあります。
そのリスクがある以上、僕は死刑を廃止すべきだと思います。
いくら、法律上の適正な手続が踏まれていても、そのような誤りによって奪われてよい生命はないと考えます。
それに、死刑の抑止力は疑問です。
「一人殺しても死刑にならないけど、二人ならなり得るからやめておこう」などと考えるでしょうか?
※犯情によっては、一人殺しても死刑になります。
日常的に殺人行為をするような人であれば別でしょうけど、通常人であれば、人を殺す行為時には異常な心理状態でしょう。
そのような状態時に、「死刑になるかも知れない」と考えるでしょうか?
大いに疑問です。
むしろ、「一人殺すのも、二人殺すのも、…人殺すのも一緒」となりはしないでしょうか?
また、死刑執行を行う人のことを考えても、廃止すべきだと思います。
死刑執行人の苦悩
大塚 公子
彼らは、その職務を離れてからも、罪の意識に苛まれるということです。
かれらこそ、死刑制度の最大の被害者と云えるでしょう。
死刑の代替刑としては、累進課罪が成り得るのではないでしょうか?
あと被害者支援を充実させることではないでしょうか。
もし、死刑を存置させることで、被害者支援をなおざりになっているのなら、その点からもおかしいといえるでしょう。
法曹を目指す者として、さらに思索を深めていかないといけませんね。
最高裁 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
山口県光市で1999年に起きた母子殺害事件で、殺人や強姦致死などの罪に問われ、1、2審で無期懲役の判決を受けた同市内の元会社員(25)(犯行時18歳)に対する上告審判決が20日、最高裁第3小法廷であった。
浜田邦夫裁判長(退官のため、上田豊三裁判官が代読)は、2審・広島高裁判決を破棄し、審理を差し戻した。同高裁で改めて審理されるが、元会社員に死刑判決が言い渡される可能性が極めて高くなった。
1、2審判決によると、元会社員は99年4月、本村洋さん(30)宅に侵入し、妻弥生さん(当時23歳)に乱暴して抵抗されたため手で首を絞めて殺害。泣きやまなかった長女夕夏ちゃん(同11か月)も床にたたきつけ、首をひもで絞めて殺害した。
2000年3月の1審・山口地裁と、02年3月の2審・広島高裁は、元会社員が前科のない少年だったことを重視。母親を自殺で失うという家庭環境や、公判での謝罪の言葉なども考慮し、更生の可能性が残されているとして、無期懲役を選択していた。
(2006年6月20日15時10分 読売新聞)
事実上の死刑判決といえるでしょう。
無期判決ではダメだから、もう一回やり直せということですし。
ご遺族の無念を考えれば、死刑が現行法上の最高刑である以上、やむを得ないのかも知れません。
しかし、過去に冤罪事件で死刑台から生還する人がいる以上、誤審というリスクがあります。
そのリスクがある以上、僕は死刑を廃止すべきだと思います。
いくら、法律上の適正な手続が踏まれていても、そのような誤りによって奪われてよい生命はないと考えます。
それに、死刑の抑止力は疑問です。
「一人殺しても死刑にならないけど、二人ならなり得るからやめておこう」などと考えるでしょうか?
※犯情によっては、一人殺しても死刑になります。
日常的に殺人行為をするような人であれば別でしょうけど、通常人であれば、人を殺す行為時には異常な心理状態でしょう。
そのような状態時に、「死刑になるかも知れない」と考えるでしょうか?
大いに疑問です。
むしろ、「一人殺すのも、二人殺すのも、…人殺すのも一緒」となりはしないでしょうか?
また、死刑執行を行う人のことを考えても、廃止すべきだと思います。
死刑執行人の苦悩
大塚 公子
彼らは、その職務を離れてからも、罪の意識に苛まれるということです。
かれらこそ、死刑制度の最大の被害者と云えるでしょう。
死刑の代替刑としては、累進課罪が成り得るのではないでしょうか?
あと被害者支援を充実させることではないでしょうか。
もし、死刑を存置させることで、被害者支援をなおざりになっているのなら、その点からもおかしいといえるでしょう。
法曹を目指す者として、さらに思索を深めていかないといけませんね。
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受験生
自己紹介:
創価大学法科大学院2期生未習者(3年)コース修了。
俗称:西田晋一
30代にして、まったくのド素人状態から、3年で司法試験に挑戦しようとしている法律家の玉子であったが、三振したので、有精卵であったとしても、殻を破れなかった模様。
静岡大学農学部出身で、パソコン専門店の販売員という経歴を持つ。
ちなみに、関西創価高校18期生。
兵庫県神戸市出身。
俗称:西田晋一
30代にして、まったくのド素人状態から、3年で司法試験に挑戦しようとしている法律家の玉子であったが、三振したので、有精卵であったとしても、殻を破れなかった模様。
静岡大学農学部出身で、パソコン専門店の販売員という経歴を持つ。
ちなみに、関西創価高校18期生。
兵庫県神戸市出身。
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